爺ちゃんとミノル(83)

「子どもっちゅうもんは親の言うことは反発するんじゃろう。お爺ちゃんもそうじゃったからの~(笑)」
「だから僕に詳しく話したの?」
「それもあるけどの。小さい子どもは何でも興味を持つからの。それがええことなんじゃがの~」
「じゃあ僕がお父さんに言うよ」
「ムリじゃろう(笑)」
「どうして?」
「お前もお爺ちゃんの病気が移ったって言われるど(笑)」
「そうかもしれない(笑)」
 
 
「波動の話はこれだけじゃないど」
「まだあるの?」
「波動は波長で情報もあるし高い低いがあるって言うたじゃろう?」
「うん」
「体や心にとって良い波動と良くない波動があるんじゃ」
「なんだか難しくなったね?」
「難しいようじゃけど簡単なことなんじゃ」
「へ~」
 
 
「命のあるものは波動が高くて命のないものは波動が低い」
「波動が高いのと低いのでどう違うの?」
「波動が高いのは人や自然を元気にしてくれるんじゃ」
「へ~」
「場所で言うと神社やお寺がある所は波動が高くてイヤシロチって言うんじゃ」