敵は作らないほうがいい

昔はいろんな宗教の信者の人と交流がありました。
すべてに参加したわけじゃないけどね。
信者になるよう勧誘されたこともあります。
すべてお断りしています。


宗教が嫌いなわけじゃないんです。
好きになれないだけ。(笑)
それにね
組織に入るのがイヤなんです。


・そしき【組織】(ヤフー辞書より)
1 組み立てること。組み立てられたもの。
2 一定の共通目標を達成するために、成員間の
 役割や機能が分化・統合されている集団。
3 生物体を構成する単位の一で、
 同一の形態・機能をもつ細胞の集まり。
 さらに集まって器官を構成する。(一部抜粋)


僕は「地球を健康にしたい」という初心があります。
そのために
「お金のない社会」を提案するようになりました。


組織に入ると組織のために働くことになります。
体に例えると肝臓で働くとか腎臓で働くとかね。
それぞれの役割は大切だと思っています。


僕は体全体を良くするために働きたいのに
一部分の組織の中で働くことに気が行かなかった。


そしてやっかいなのは
今の社会では組織を作ると敵を作るんです。
意見が違うだけで「敵」とみなす傾向が強いんです。
宗教戦争がその代表ですね。


「個が集まって全体がある」のは確かですが
「全体のために個がある」のも確かです。
「全体が死ねば個は存続できない」んですね。
「全体のためは個のため」でもあるんです。


だから
敵は作ってはいけないんです。
たとえ意見が違っても。
「全体のため」という共通認識さえあれば
互いを認めあうことが大切なんだと思う。
体の中の臓器のように。


お金のない社会は共生社会です。
助け合いの社会なんです。
まるで体の中のように。