2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小説の下書きを書いてみよう(31)

「ついにお金を使わないシステムの提案が出てきましたね」美佐枝が待ち構えたようにコメントした。「お金のやり取りは本当に面倒くさいです。物に価値を付けなければ値段が決まりません。今すぐ欲しいものがあってもお金がないと手に入らない」 世界中で人や…

お金のない世界は世界一家

奪い合いをしなくてもよい世界の提案です。 お金の要る世界では考えられない話です。 自分を守るために 家族を守るために 自国を守るために 今までやっていたことが「変」だと思える。 世界を守ればすべてが守れる。 世界とは? 自分も家族も自国もすべて含…

小説の下書きを書いてみよう(30)

「循環システムの次は流通のシステムの提案です。人件費は軍事費の一部から流用してもらうけどいつまでもというわけにも行かないので最初に提案したほうが良いと思うんです。だからお金のない世界への提案です」 〜〜〜提案書原稿(3)〜〜〜 世界平和が実…

奪い合いをなくすために

資源豊富な国でも循環型システムは地球資源を最小限に使い再利用するシステムです。 しかし資源のない国は領土を増やして資源を確保するために領土の奪い合いを繰り返しています。 領土の奪い合いをしなくてもいいように今の社会システムを変えなくては。 資…

小説の下書きを書いてみよう(29)

「僕もこのシステムは素晴らしいと思いましたよ」「これからの資源の使い方はこのシステムは大切だと思いました」と栄治と美佐枝がコメントした。 「ところで、このシステムの規模は世界中同じなの?」と素子が問いかけた。 「国や地域によって生活様式が違…

資源をどう使うか?

やはり完全循環型社会のためにも大規模リサイクルセンターは必要ですね。 経済優先が資源を無駄にし、自然破壊が増えてきて生態系を壊し異常気象を引き起こし温暖化が進んで人類が住めなくなる環境になりつつあります。 地球資源は有限だけど無限に使うため…

小説の下書きを書いてみよう(28)

「国際支援団が企業と連携して活動を開始すれば次に考えられるのが地球環境です。世界中に先進国のような公害を持ち込んではいけないので、そこで考えたのが完全循環型システム・提案書原稿(2)です」 〜〜〜提案書原稿(2)〜〜〜そして 人々が平和に共…

地球と共存・循環型社会

稔君はお金の要る世界の複雑さに驚いていました。 もう一つの世界を作るには簡単ではないことも痛感しました。 そして世界中に先進国の技術が浸透すればどうなるのか? 文明が発達すれば公害がひどくなり温暖化や異常気象が増えてくる。 文明社会はお金の要…

小説の下書きを書いてみよう(27)

「幸夫さんが書かれた原稿を読んでの感想を皆さんに書いていただきたいのですが」と素子が提案した。「国際支援団というのは良いと思いますが、今までの国連にある団体とはどう違うんですか?」と美佐枝が聞いた。 「今までの団体の活動はお金という制約の中…

国際支援団って?

やっと国連で演説するための提案書の原稿が出来上がったみたいです。 その冒頭に「国際支援団の設立」という話が出ました。いままでも国連が活動していた団体は数多くありますが、改めて団体を作る意味は何なのか? そして国際支援団の設立が簡単に出来るの…

小説の下書きを書いてみよう(26)

国連で演説するための提案書は幸夫が原稿を書くことになっていたが。 「ところで幸夫さんはどうされていますか?」素子が幸夫に参加して欲しくてコメントを書いた。 しばらくして幸夫が「皆さんの会話は時々チェックしていますよ」「提案書の原稿は進んでい…

世界平和の提案書

世界平和がどんな世界なのか? それがわかれば世界平和の実現に必要なことがわかってきますね。 あとはそれを実行するだけです。 いままで世界平和が実現しなかったのは? 方法は知っているのに実践できなかったから. 今の世界で世界平和が実現できないのな…

小説の下書きを書いてみよう(25)

頭の中が混乱した状況の中で美佐枝がコメントした。 「お金のない世界は世界平和とともに実現すると思うけど稔君が言ったようにもう一つの世界をイメージしてみませんか?」「はい、僕が提案したことなのにイメージがまだはっきり湧いていないです」 「まず…

世界平和の仕組み

身近な問題と世界の問題を考えてみてますます世界平和とお金のない世界の必要性を確信した参加者です。 世界中が世界平和を願っているのに世界平和が実現しない。その原因を考えたからってどうにもならないことは参加者はわかっていました。 どうにもならな…

小説の下書きを書いてみよう(24)

難民問題も中国の原発問題もどうにもならい。 そこへ稔が「中国漁船が日本の周りで魚をいっぱい獲って困るって言ってました。それと尖閣諸島が取られるって」「領土問題もあるわね」 栄治がこれに続けてコメントを書いた。 「中国の計画を検索したんだけどね…

身近な外国の問題

稔君にとって世界情勢まで気が向かなかったけど、国の借金を払わなくてもいいお金のない世界を実現したくて興味のなかった世界のことまで知らなくてはいけないと思うようになりました。 そして みんなが話題にする中国の動きが気になるようです。 インターネ…

小説の下書きを書いてみよう(23)

身近な問題は自分が我慢したり注意すればなんとかそれなりに解決はできるが国際問題になると自分たちで何とかなるはずもない。 「先日は身近な問題について書いてもらったけど世界に目を向けてお金の要る世界の問題点を考えてみませんか?」美佐枝が提案した…

世界の問題は身近な問題

身近な問題は多くの意見が寄せられましたが似たような問題が多かったようです。 そして温暖化や異常気象、世界的な人口爆発による食糧不足、移民や難民の受け入れ問題など世界的な問題が自国の問題以上に危機感を感じている人は多くみられました。 しかし稔…

小説の下書きを書いてみよう(22)

お金の要る世界での問題点は何なのか? お金のない世界になったら解決できるのか? とりあえず自分たちが思っていたことやそれぞれのブログで意見を聞いたことを書き出すことにした。 ・やりたい仕事はお金が儲からないからお金が儲かるやりたくない仕事をし…

お金の要る世界の現実

お金のない世界がイメージできないのなら お金の要る世界の現実を知ってもらおうと言うことになりました。 本当は誰もが知っていることなのに それが当たり前のようになってくると麻痺してしまうんでしょうね。 だから 「今のままではいけない」という気持ち…

小説の下書きを書いてみよう(21)

世界平和が実現したらどんな世界なのか? インターネットを活用して多くの人の意見を聞いてみることにした。 ところが 本当の世界平和を体験していないのに、世界平和はお金のない世界だということを知るとなおさらイメージが出来ないようだった。 そして「…

世界平和はどんな世界

世界平和の実現を目指して知恵を出し合うことになった。 世界平和は誰もが望む世界なのに世界平和がどんな世界なのかを知りたくなった。 本当の世界平和は過去になかった。 理想とも言える世界平和がどんな世界なのか? 戦争しない世界は軍隊を容認する思考…

小説の下書きを書いてみよう(20)

「稔君らしい提案ですね(笑)」「僕らしいですか?」「感動もんだよ(笑)」「そうね、私たちはそこまで思いつかなかったわ」みんなは稔を賞賛した。「良いアイデアが出たけどこの先はどうすれば良いの?」と素子が聞いた。この先のシナリオが思い付かない…

世界へ向けて

稔君の奇抜な発想でみんなが戸惑っています。 今の世界の中にもう一つの世界を作るという発想もそうだったが、国連に出席して演説するなんて。 いきなり国連に行けるはずもなく。 国連に行く方法すらわからない。 普通の子供と普通の大人が世界を相手に何か…

小説の下書きを書いてみよう(19)

高齢化が進めば年金受給者が増えてくる。 むかしは「自分が貯めた年金を定年過ぎたらもらえる」と言っていたものだが、いまは「若者が高齢者の生活を守る」という考え方に変わってしまった。 素子はそれを実感して悲痛なコメントを入れたのだ。 「現状悪化を…

新しい試み

高齢化社会の問題点の一つが素子さんのコメントで話題になりそうです。 高齢化が本当に悪いのか? 高齢化になっても問題がないとすれば? 国内の問題も世界の問題も同じ問題はあるはず。 世界の問題に焦点を当てれば 国内の問題も世界の問題も同時に解決でき…

小説の下書きを書いてみよう(18)

美佐枝は思ったことを書き続けた。 「もう一つの世界を作るという稔君の提案に共感するんです。なぜそう思うのかというと数年前ある記事を見たんです。それは善意の井戸が壊されるという記事でした。みなさんもテレビ番組で善意の井戸を見たことがありますか…

知るべきこと

美佐枝さんの意味深のコメントが全員気になっていた。 「自分たちはまだ知らないことがあるんだろうか?」 世界平和なんてきれい事を訴えている自分たちを非難する人たちがいることは知ってはいたが。 美佐枝さんの情報でみんながショックを受ける。 現実の…

小説の下書きを書いてみよう(17)

「おや、珍しいわね若い女性じゃないですか、よろしいですよ。私は60歳の主婦です素子(もとこ)と言います。よろしくお願いしますね」「はじめまして、美佐枝と申します。初めから読んでるわけじゃないけどユニセフで検索してみたら世界平和の話題のよう…

小説の下書きを書いてみよう(16)

みんなは現実を変えることは難しいと知っているし、戦争も紛争も貧困も格差も自分たちが考えてもどうにもならないことも知ってる。 稔はしばらくインターネットで検索してみた。世界が平和になるために何をすれば良いのか?。国連の活動、日本の平和活動、稔…