ボランティア精神は難しい

むかし、ある知人がボランティア活動で挫折した
きっかけの言葉です。
「遅いぞ、もっと早くしろよ」
「違うじゃないか、しっかりしろよ」


給料をもらって叱られるのなら我慢するけど
奉仕活動で叱られるのは辛いと言うことでした。


・ボランティア【volunteer】(ヤフー辞書より)
《志願者の意》自主的に社会事業などに参加し、
無償の奉仕活動をする人。
「―で日本語を教える」「―精神」


無償の奉仕って?


・むしょう【無償】(ヤフー辞書より)
1 報酬のないこと。また、報酬を求めないこと。
 「―の奉仕」
2 代金を払わないでいいこと。ただ。無料。
 「―で貸与する」⇔有償。


無償ってお金のやりとりをしないってことですよね。
だから
お金という見返りを求めない労働です。


見返りを求めないことがボランティアなら?
「感謝の言葉」さえ求めないってことです。


「してあげる」という気持ちがあれば
「感謝の言葉」を求めることが多いです。


「させていただく」と思えば
「ありがとうございます」と言えるんですね。


ボランティアができる自分が素晴らしい。
素晴らしい自分に感謝できるんです。


たとえ叱られても
「叱ってくれてありがとうございます」って
思えるんです。


お金のない社会はボランティアの社会です。
感謝に満ち溢れた社会です。
「ありがとうございます」は「愛の言葉」です。