お金のない社会の災害非難

「近ごろ天災が多くなってきたけど・・
お金のない社会の災害対策はどうなるの?」
「天災を無くすことは出来ないけど
天災から被害を抑えることは出来るよ」


「大震災や大津波が予測されているよね
大災害は防ぎようがないんじゃないの?」
「お金の要る社会では移動が困難なんだよ
お金のない社会では移動が簡単に出来るからね」


「移動が簡単って?」
「お金のない社会では所有権と言うのがないの
だから必要な集団移転はすぐにでも出来るんだよ」
「予測される大震災が起きる場所と時期がわかれば
希望者を安全地域へ自由に移住してもらうんだよ」


「大都会の人口密度が減るだけで危険度は減るね」
「完全に無人地帯には出来ないだろうけどね」


「非難と言えば酷暑日なんか必要だと思うよ」
「集中豪雨なんかと同じに考えたほうがいいね」
「集会所や体育館って不便じゃないの?」
「お金のない社会ではもっと楽しいよ」


「避難場所が楽しい場所なの?」
「そうなんだよ」
「何々?」
「お金のない社会では娯楽設備が増えるんだよ」
「仕事量が減るから?(笑)」
「それもあるけどね」
「避難場所として作るんだよ」


「どういうこと?」
「映画館、ゲームセンター、演芸場や保養所など
多くの人が集まって楽しめる所が避難場所なんだよ」
「これなら非難したくなるよね(笑)」


「施設を頑丈に作って震災でも壊れないように
みんなが集まれば安心できるし退屈しない」
「いいですね〜♪」
「これってお金の要る社会でも出来るんじゃ?」
「ムリムリ、お金のかかることはやらないよ(笑)」