さかのぼる

「坂登る」の「さかのぼる」ではないです。(笑)

遡(さかのぼ)って源を考えてみようと言うことです。



>遡る「さかのぼる」(デジタル大辞泉より)
1、流れに逆らって上流に進む。「川を―・る」
2、物事の過去や根本にたちかえる。「歴史を―・る」



自分が木の中で生まれたとして

木の根っこからスタートして木のてっぺんまで行くとしたら?

「途中の枝に留まって生涯を終えるのはイヤだ」ってね。

それは

ある宗教に誘われたとき思ったことです。



「いま自分が居る所はどんな所に居るんだろう?」と

考えてみる。

それは

井の中の蛙状態になっていないか?」を確認してみる。



「気に入った枝振りが良いから」とそこに居続けると

木の全体像が理解できないままで終わってしまう。

見た目にはすべての枝は違って見えるけど

すべての枝は一つの根っこから栄養が行き届いている。



人間社会では

お金という物の存在が人々の心を分断してしまった。

人間もすべての生き物は

地球という一つの自然から恵みをいただいているのに。

大きな木の枝にくっついている葉っぱを見て思うんですよ

すべての生き物も同じじゃないかって。



自分が知っている情報だけですべてはわからない。

すべての人から情報を得てもすべてがわからない。

それは

アリたちが人間社会を論じるようなものです。



木の中でお金という物で栄養をやり取りしていないように

体の中の細胞たちがお金という物でやり取りしないように

人間社会もお金を無くさなければ本当のことがわからない。