2016-12-06から1日間の記事一覧

小説の下書きです(49)

民放のテレビ局は稔と幸夫を招いて一時間の特別番組を作ることに決まった。収録日時は幸夫と稔の都合に合わせて日曜日になった。 収録前日の土曜日には幸夫は稔を連れてテレビ局の近くのホテルに泊まった。往復運賃や宿泊費は局もちだった。 「幸夫さん、あ…