何処まで見える?

僕は近眼だから遠くのものはよく見えません
だからメガネをかけると普通の人と同じように見えます
でも老眼だから新聞を読む時はメガネを外します
メガネをかけると近くがボケてしまうんです

我が家には望遠鏡と双眼鏡があります
星の写真を撮っていたからいまだに持っています
カメラはもう無くなっちゃいましたけど

顔に付いてる目は見えるものしか見えません
心の目で何が見えるか? 
人の心を感じることでしょうね
それだけではなく
イメージすることも含まれます
ビジョンという将来を見通す力もありますね

目で見るのではなく心の中で想像して見る
どんなことが想像されますか?

レジ袋をもらわない運動があります
それは環境運動の一環としてゴミを作らないことです
レジ袋を作る会社はどうなるんでしょう?
その会社で働く人たちはどうなるんでしょう?
会社は倒産し失業者は増える
工場が廃墟となり壊してしまうと産業廃棄物が増えます

ドミノ倒しみたいに一つがこけるといろんな所で・・
こけちゃうんですね
ドミノと同じ高さで見ると近くのものだけしか見えません
どんな所までこけるか分からないんですね

高い所から見るとどんな所までこけるか見えるんです
心の目は何処まで想像できるか?

昭和22年23年生まれの団塊世代が来年・再来年60歳です
60歳から厚生年金がもらえます〈全額じゃないけど)
国民年金は65歳からもらえます
さて・・・どうなるんでしょう?

日本人の世代で一番多い人口です
年金は自分が貯めたのをもらうもんだと言われてきました
毎月払ってそれを国が運用するんだから
今ごろになって話しが違っているんですね
「働いている人が老人を支えるんだ」って
貯めたはずのお金は何処へ行ったんだ?

老人が増えると年金の額を減らすしか方法が無い
年金が減ると生活できなくなる
年金をもらうより生活保護をもらった方がいい
みんなが生活保護の申請を出したらどうなる?
そんなお金は・・・無い

生活保護も受けられない人は・・
軽犯罪を犯すそうです
刑務所に入った方が生活できるからだそうです

テレビを見てると悲観的なビジョンしか沸きません

今のままだとどうなるかイメージできますか?
理想はありますか?
理想を実現するには「今を変えること」です

理想がイメージできれば
今をどうするべきか見えてきます