質素を旨とする

1 飾りけがないこと。質朴なこと。また、そのさま。
「―な身なり」
2 生活などがぜいたくでなく、つつましくて倹約なこと。
また、そのさま。「―に暮らす」

質素(しっそ)とはあるがままを生きるのかもしれないね。

物を出来るだけ買わない。
電気は出来るだけ使わない。
ガスも水道も出来るだけ使わない。
車は出来るだけ乗らない。

「毎日こんな生活して楽しくないの?」
「楽しみ方を変えることじゃないかな?」

たくさん買ってたくさん食べてたくさん遊んで。
それを楽しむためにいっぱい働く。
それはそれで良かったかもしれない。
それが経済社会の仕組みの中で生きてるんだから。

子供たちは空き地で缶けりやったりかくれんぼしたり。
グランドでは世界一周や野球をして遊んだ。
部屋の中で遊ぶことはなかった。
土の上が遊び場だった。
遊ぶことにお金なんか必要無かった。

朝ご飯も家族一緒に味噌汁に熱いご飯。
夕飯も家族一緒にたまにはカレーライス。
3時のおやつはみんなが分け合って食べた。

電気代・水道代・ガス代・食費どれくらい使いますか?
1ヶ月必要な量はどれくらいですか?
使うことより減らすことを楽しみませんか?

お金をたくさん稼いでお金をたくさん使う。
そんなステイタスより
お金をいかに使わないで生活するか?
そんなステイタスがいいと思う。
それを自慢話にするほうがいいと思う。

日本人の心には「質素を旨とする」生き方があると思う。
「もったいない」はそこから生まれたんだと思う。