環境運動に興味を持ったのは十数年前だけどね。
環境問題を危惧してからではないんですよ。
女房の手の荒れが洗剤だったからです。
その頃女房の手はすべての間接で切れていました。
皮膚科でもらった塗り薬を塗って手袋をしていました。
洗剤を石油系から植物系の界面活性剤に変えました。
それがきっかけで良くなったんですけどね。
その時薦められた人が環境保護を訴えていました。
「これ以上環境を汚さないようにしよう」って。
たしかにその頃はそれでいいと思っていたんです。
でもね
途中から環境保護も環境保全もダメだと思ったんですよ。
「ここまで悪化してくると蘇生化しなくては」って。
使えば使うほど環境が良くなるのもじゃないといけないって。
「環境に優しい」から「環境を良くするもの」に変えようって。
「川が汚れてきたからみんなで洗剤を流しましょう」
こんなことを言ったらどうなる?
「お米を洗うのは食器洗剤でいいですか?」
こんなことを言うのと同じだよね。
川には浄化を妨げるものは出来るだけ流さないようにしよう。
週に一度はお米の研ぎ汁に有効微生物群を入れて流そう。
生活廃水はこれだけで水が浄化されます。
それは昔の川の浄化と同じだからです。
個人が出来ることは生活の中からなんですね。