ノルマのある仕事とない仕事

難しい話をするつもりはないんだけどね。
会社で働くとノルマってあるんですよ。
事務員は一定時間内で与えられた仕事をこなす。
営業マンは一定期間内に与えられた売り上げを果たす。

ノルマって与えられないと仕事をしないもんだね。

サラリーマンは自営業にあこがれるよ。
自分で自分のノルマを決められるんだから。
早い話が自由なんですよ。
ところがこれが落とし穴でね。
サラリーマンがうらやましくなる。

ノルマはなぜ必要なんだろう?

お金の要る社会だとお金がたくさん儲からないといけない。
人件費や材料費など必要経費を上回る売り上げが必要なんです。
支出より収入が多くないと赤字経営なんですね。

お客さんが必要だから作るんじゃないんですよ。
お客さんに買ってもらうために作るんです。
お客さんに買ってもらうにはどうするか?
お客さんに必要と思ってもらえるための努力がいるんです。
営業マンの腕の見せ所です。(笑)

車屋さんに行くと中古車がいっぱいありますよ。
ざらしになってね。
それでも車は毎日作り続けている。
電気製品もマンションも。

受注生産って知ってます?
お客さんが欲しいと言うから作るやりかたです。
すべての商品を受注生産したらどうなるんだろう?
まだまだ使える中古がある間は新しい製品は作らないとか。

ノルマの無い仕事って無いの?
本当に必要な仕事って何だろうね?
今の社会は必要の無い仕事が多いような気がする。