質素は心と体の健康の元です

以前「食育セミナー(腸の勉強会)」で気付いたことだけどね。
「腸が健康になれば病気は無くなる」って言うことです。
僕が勝手にそう思うことかもしれないけど。

生活習慣病は生活習慣を変えれば治るって思いませんか?
原因のほとんどが食事なんですよ。
断食療法を見ればわかりますよね。

乳がんで亡くなった母親が若い頃健康オタクでした。
ドクダミソウや栄養ドリンクや栄養剤などなど。
どの成分が血液をサラサラにするとか。
僕は母親の言う通りにいろんなものを飲みましたよ。

ある時知り合いの看護師さんが言っていました。
「漢方も所詮薬なんだからね」って。

僕の健康は「健康オタクの卒業」から始まりました。
それは女房の病院嫌いを見てからです。
僕はいつも胃薬が手放せない状態だったけどね。
ある日女房が食べ過ぎて胃もたれするからって台所へ・・
指を喉に突っ込んで吐いているんです。
胃の中を空っぽにしたほうが早いって。
なるほどな〜って感心しましたよ。

女房のこの話は子どもが小さい頃です。
もったいないから子どもの食べ残しまで食べていたんです。
結局自分の体を壊してしまうんですよね。

もし病気になったら?
「この成分が効果がある」って言われれば飲みたくなりますよ。
早く治したいからね。

でも基本を知ることが大切じゃないかと思うんです。
それは「自分の体は自分が治そうとする」って言うことです。

体は成分を求めているんじゃないという事。
体は食事で健康になることは出来ます。
体は食事で病気になることも出来ます。

口の咀嚼は何のためにあるのか?
胃の消化は何のためにあるのか?
腸の役割は何のためにあるのか?
それらの役割を果たすために力を貸すことが大切だと思う。

何を食べたら良いのか?
何を食べたら悪いのか?
一口100回以上噛むと良くわかりますよ。

僕はある意味健康オタクかもしれません。
出来るだけ害の無いものを食べるようにしています。
あまり食費にお金を使わないことです。

添加物の入っていない食品はほとんどありません。
だから腸の健康のために植物発酵食品を飲んでいます。
植物発酵食品とは・・・
穀物(玄米、大麦、小麦、オーツ麦、ライ麦、黒ゴマ、
粟、大豆、小豆、えんどう豆、その他)
果実・野菜(オレンジ、バナナ、りんご、レーズン、
ドライプルーン、キウイフルーツ、ニンジン、その他)
野草エキス(ローズマリー、カツアバ、紫イペ、パフィア、
キャッツクロー、その他)
海草(わかめ、昆布、のり)
約80種類の植物を発酵させたものです。

植物発酵食品の製造は・・・
人間の口から腸に届いて吸収するまでの過程をしています。
しかも体に必要な食べ物が入っているんです。

発酵食品と言えば味噌や醤油、納豆などがあります。
味噌や納豆は腸の中の善玉菌を増やしてくれます。

腸が健康になると血液がきれいになります。
「なんとか成分」は必要ないんですね。
質素な生き方は大切だと思う。
体の中も自然らしくて。