使用権しかないと思うよ

今の日本人の平均寿命は男性79歳、女性86歳だって。
人間に限らずすべては生まれた時に死の宣告をされてるよね。

残りの人生が少なくなるにつれて思うんだけどね。
「自分のものって何の意味があるんだろう?」ってこと。
大切に集めた宝物でも他人から見たらただのゴミですよ。
死んだあと残された人の気分次第でどうにでもなるんだから。

田舎の農家の廃墟を見ても思うんだけどね。
所有権を持ってる人がいなくなったらって。
若者は都会へ行き年寄りも都会へ行き田舎は寂れていく。
古家も所有権者の許可が無くては使用できないんです。

ところで・・・
地球は誰が所有権を持っているんでしょうか?
すべての生き物は使用権はあっても所有権はないと思う。

自分の体だってそうですよね。
体は借り物だっていう話もあるんだから。
自分の寿命が来たら使用権も放棄しなくちゃいけない。

使用権があると言うことは使用するための責任があるんです。
権利には責任がつきものなんですね。
どんな責任があると思いますか?
「管理義務」です。

自分の体は自分で管理しなければならない。
「寿命まで健康を維持する」っていうことです。
地球に対しても同じことが言えませんか?
「自分が生きている間は地球の健康を守る」ということ。

人間は生まれた時から使用権しかない。
空気を自由に使ってよい。
その代わり空気を汚してはいけない。
水を自由に使ってよい。
その代わり水を汚したり一人じめしてはいけない。

平均寿命を考えると僕の場合2月の誕生日で20年を切ります。
切ないってこう言う時に使うのかな〜?(爆笑)