エアカーを話題にしたいね

連日エコ関連の番組が多くなりましたね。
どこのテレビ番組でも取り上げているのがエアカー。
ところが数分しか取り上げないんですよ。

「ヨーロッパの経済ビジネス情報」のサイトで
「フランスの経済ビジネス情報」があります。
http://news.nna.jp/free_eu/news/20080226frf001A.html

そこにはこんな記事が書かれています。

「MDI、今秋にエアカーの量産開始[車両]」

南仏ニース近郊のカロス(Carros)を拠点とする
モーター・デベロップメント・インターナショナル(MDI)が、
今秋に圧縮空気を動力源とする「エアカー」の量産を開始する。
技術情報誌テクノロジー・レビューの3月号が伝えた。
環境意識が高まる中、新機軸のエコカーとして注目されそうだ。

MDIは1991年、航空関連のエンジニアでフォーミュラ・ワン
(F1)のレーシングカーのエンジン設計なども手掛けたギー・
ネグル氏によって設立された。96年には圧縮空気を動力源と
する初のエンジンを開発している。

同社が発売を予定するエアカーの名称は「ワンキャット
(OneCAT)」。車体はグラスファイバーを素材とし、
ベーシックモデルの車重は320キロと軽い。排気量800ccの
4気筒ピストンエンジンを搭載。ボンネットの下に設置する
航空機大手エアバス製タンクの容量は90立方メートルで、
満タンにすれば最大100キロの走行が可能だ。さらにガソリン
などでピストンを作動させ、圧縮空気を補充することもできる。
この場合、最大で800キロを走れるという。

オイルは1回の交換で約4万8,000キロ持つ。
エンジンから排出される空気は清潔で冷たく、
車内のエアコンに利用できる。販売価格は3,500ユーロ
(56万円)からと、ルノーの戦略低価格車「ロガン」の
5,000ユーロ(西欧では7,500ユーロ前後)を大幅に下回る水準だ。

ネグル氏は2002年、メキシコ市のタクシーにエアカーを導入する
構想を打ち出したものの、実現には至っていない。2007年2月に
インドのタタ・モーターズと提携したことで、エアカーの商用化
に大きく前進した。タタはこれまでMDIのプロジェクトに
約3,000万ドル(32億円)を投資。なお同社は今年1月に
2,500ドルの格安車「ナノ」を発表し、世界の注目を集めている。

「ワンキャット」の組み立てはまずフランス国内で9月に開始。
その後にスペイン、オーストラリア、インドに広げる計画だ。
米国では地元のゼロ・ポリューション・モーターズが2010年から
ライセンス生産を予定している。

以上ですが・・・もっとマスコミで取り上げて欲しいですね。