大衆の中の自分

東京へは何度か行ったことはあるけどね。
都会での自分ってあまり感じないと思ったよ。

「この人たちはどこから来たんだろう?」とか。
「どんな仕事をしているんだろう?」とか。
周りの人の存在ばかりが気になるんですよ。

挙句の果てには
「田舎者に見られないようにしよう」と。
どうでもいいことに気を使ってしまうんですね。

山に囲まれた田んぼの周辺の草刈をしているとね
考えることがまったく違うんです。
地球が元気になることを考えるんです。
きれいに刈ると義母が喜んでくれることを考える。

自分の存在を考えることは同じなんだけどね。
頭で考えるか心で考えるかの違いかもしれない。

大衆の中で個性を活かすことも
自然の中で個性を活かすことも
同じ気持ちがいいのかもしれない。