価値観を無くさないと意識改革は起きない

この世は何でも数値に置き換えて評価するの?
良い悪いを判断するためでしょうか?
それとも
金銭感覚の判断材料にするためでしょうか?

かち‐かん【価値観】
物事を評価する際に基準とする、何にどういう価値を
認めるかという判断。「―の相違」

か‐ち【価値】
1 その事物がどのくらい役に立つかの度合い。値打ち。
「読む―のある本」「―のある一勝」
2 経済学で、商品が持つ交換価値の本質とされるもの。
3 哲学で、あらゆる個人・社会を通じて常に承認される
べき絶対性をもった性質。真・善・美など。

自然界に価値あるものと価値の無いものがありますか?
人間界にはどうもあるようです。

夜遅く会社で働く時は深夜残業がつきます。
母親が我が子に授乳する時は支給されません。
子育ても立派な「働くこと」なんですけどね。

物に対しても行為に対しても価値の評価は許されない。
と思うんです。

料理して食べてもらったら・・・
「ごちそうさまでした」「美味しかった」
何かを作ってあげたら・・・
何かをお手伝いしたら・・・
誰かを助けてあげたら・・・
「ありがとうございました。とても助かりました」

心のこもった言葉で報われるんですね。
数値で評価するものじゃないんですよね。

誰かに物をあげるとき何と言いますか?
「ほんの気持ちです」って言いませんか?
それが日本の心だと思いますよ。

お金の無い社会は価値観を無くしたほうがいい。
すべてが価値あるものだから。