起きると目覚める目覚めると興す

眠っていた人が目覚めると起きると言う。
眠っている人を目覚めさせるにも起こすと言う。


「よし、やろう」と奮起して何かをやろうとする時
「興す(おこす)」と言う。


おこ・す【興す】
《「起こす」と同語源》
1 ひっそりしていたものを目立つ状態にする。
衰えていたものを再び勢いづかせる。
「家を―・す」「国を―・す」「弓道を―・す」
2 「起こす4」に同じ。「俳句の革新運動を―・す」
3 気力を充実させる。奮い立たせる。
4 大挙して立ち上がらせる。
[可能] おこせる


何処かの宗教で「目覚めよ」と言うのがあるけどね。
起きていても目覚めなければならないことがある。


「どげんかせんといかん」と言うのも目覚め。
「今のままじゃいけない」と言うことなんですね。


早い話が「気付く」ことなんですね。
気付いた後はどうするか?
起きた後は行動することなんですよ。
「興す」は行動することなんですね。


経済が行き詰まった。
金融破綻が・・・
景気回復が・・・
お金に振り回されない社会がいい。
お金による犯罪が多すぎる。


魂が目覚めた時
我欲を「どげんかせんといかん」と思うようになる。
「得る」ことを大切にしてきたことを
「与える」ことの大切さを感じるようになる。


皆が「与える」ことだけをすれば
皆が「得る」ことになると気付くんです。


与える=与得る
ですよ。