犠牲者について考えてみました

犠牲者は必要ですか?
犠牲者がいないと行動しないし変化は起きないみたいですよ。


昔は横断歩道を作るにも歩道橋を作るにも
すぐには作ってくれませんでした。
お金のかかることはすぐには実現しないんです。
「あと何人死んだら作ってくれるんだろう?」
そういう皮肉を言ってたもんですよ。


多くの犠牲者を出すのは戦争です。
戦争は殺し合いですから死ぬ人も障害者も多くなります。


第二次世界大戦の終わり頃特攻隊という若者が多くいました。
「国を守るため、家族を守るため」と言って・・・。(涙)


敵をやっつけるために犠牲になったのでしょうか?
現実はそうじゃなかった。
本当は・・
「あと何人死んだら戦争をやめてくれるんですか?」
そういう叫びが聞こえてきます。


戦時中は戦争に行きたくないと言えば非国民です。
戦争反対といえば犯罪者扱いで牢屋に入れられます。
平和を訴えることは許されないんですよ。


お金の要る社会では経済というシステムの中で
生き残るための戦争が起きています。
負け組みになれば自殺したりホームレスになったり。


お金の無い社会を作ろうと言えば何と言われますか?
理想社会は出来るはずがない」と言われ
戦時中に平和を訴えるのに似ています。


お金のために
犯罪を犯す人
殺される人
家族が離れて生活する人
子育てそっちのけで共働きする人


お金の要る社会をやめるために
あと何人犠牲者が必要なのですか?


お金の要る社会はれっきとした経済戦争です。