疑問が未来を創る

生きているといろんな疑問がありませんか?
子供が
「なんで?」「どうして?」って聞くように。


「ねえ、お父さん」
「何だ?」
「お父さんはなんで働いているの」
「お前たちを養うためにだよ」
「養うために働いているの?」
「そうだよ」
「なんで養うために働いているの?」
「それはね、お金が要るからだよ」
「ふ〜ん」


「なんでそんなことを聞くの?」
「友達が言ってたの」
「なんて言ってたの?」
「宝くじが当たったら働かなくてもいいって」
「お金がいっぱいあったらいいな〜」
「お父さんだってそう思うの?」
「そうだな〜」


「学校の先生は言ってたよ」
「何て?」
「社会の役に立つような大人になりなさいって」
「そうだね〜」
「そのためにいっぱい勉強しなきゃいけないって」
「そうだよ」


「社会で働くのは社会の役に立つんでしょ?」
「そうだよ」
「宝くじが当たったら働かなくてもいいの?」
「お金がいっぱいあったら働きたくないかもな〜」
「でもね、働くのは日本人の義務って言ってたよ」
「そうだったな〜(笑)」


「働くって、
社会のためになることをすることなの?
それとも
お金がもらえることをすることなの?」
「ボランティアじゃあ食っていけないしな〜」
「ボランティアは働くことじゃないの?」
「お金がないと何も出来ないしね〜」
「なんで、お金がないと何も出来ないの?」


お金が本当に必要なの?
お金ってそんなに大切なものなの?