夢も目標もない時は

「僕は夢も目標も持ってないよ」
「何かやりたいことはないのか?」
「夢は見るもんだと言われたしね。
目標なんか持っていると辛くなるだけだよ」


「夢も目標もある日突然現れてくるよ」
「どうすれば現れてくるの?」
「たくさん見てたくさん考えること」
「・・・・・?」
「いろんなことを経験することなんだよ」


「経験するだけでいいの?」
「経験の中でいろんなことを見て考えるんだ」
「で?」
「もしも??だったらって考えるの」
「たとえば?」


「もしも、お金のない社会だったら
たくさんのやりたいことが経験できるのにとかね
あ〜なったらいいのに、とか
こうなったらいいのに、とかを考えるんだよ」


「職業を決める時も言えるね」
「自分が大工なら安く建てられるのにってね(笑)」
「で、考えたよ。
夢も目標もない時は多くの体験が心の支えって」
「夢も目標も一瞬で決まるんだよ(笑)」


「決まったら行動だね」
「行動すれば夢も目標も身近に感じるよ」
「行動するから人生は楽しくなるんだね」
「行動は体だけじゃないからね」
「ん?」
「知恵を出し合うことも大きな行動だからね」