気持ちの持ちよう「本当の自分」

本音と建て前を使い分けて生きてきた。
少しでも良い評価を得ようとがんばってきた。


他人は「がんばらなくていい」と言い。
自分は「がんばらなくっちゃ」と言う。


他人は「今のままでいい」と言い。
自分は「今のままじゃイヤだ」と言う。


何をがんばって、何をがんばらなくていいのか?
何が今のままで、何が今のままじゃいけないのか?


「自分探しって言うけど探さなきゃいけないの?」
「探さなきゃいけないっていうことはないけどね、
本当の自分を知ると多くの問題が解決すると思うよ」
「どんな問題が解決するの?」
「自分の存在理由みたいなものとかね」


「じゃあ、どうすれば本当の自分を探せるの?」
「ハハハ・・探しても見つからんよ」
「見つからないものをどうして探せばいいの?」
「探すことより知ることや感じることでいいと思うよ」


「君は草や木と会話したって言ってたよね」
「うん、たったの一日だったけどね」
「どうしてそれができたの?」
「自分を見るという自己啓発セミナーを受けたんだよ」
「どんなことをしたの?」
「簡単には説明できないよ」


「で・・その話はあとからでいいからどうなったの?」
「すべてとつながるって言ったほうがいいのかどうか?
宇宙とつながるって言ったほうがいいのかわからんけどね。
すべてが自分のことのように感じるんだよ」


「で・・どういうこと?」
「すべてがいとおしくて大切なものって感じ」
「ようわからんね〜」


「それを違った表現でたとえ話を考えたことがあるんだよ」
「どんな?」
「宇宙は一つの生命体ですべての存在は宇宙という体の一部」
「へ〜そりゃあおもしろいね」


「体の細胞同士がこういう会話をしているという感じね」
「なるほどね〜」
「君の体の一つの細胞が君に『僕は何をしたら良いの?』って
質問をしたらどう答える?」
「そりゃあ僕のために健康でいてねって言うかな〜?」


「細胞はすべてのためにも必要なんだよ」
「個はすべてのために、すべては個のためにというやつね?」
「そうそう、すべての細胞はそれぞれ役割があるんだよ」
「自分探しは自分の役割を思い出すことだと言うこと?」
「簡単に言えばそう言えるかもしれないね」


今は木や草と会話は出来ないけど
地球に意識を向けると地球のために生きたいと思い
宇宙に意識を向けると宇宙のために生きたいと思う。


気持ちの持ちようで意識改革は出来ると思いますよ。