お金のない社会の考え方は

「お金のない社会の生き方はわかったけど
考え方は違うの?」
「考え方で生き方の行動が決まるんだよ」


「で、どんな考え方が良いと思うの?」
「細胞と体の関係は覚えてるだろ?」
「一人の体は60兆個の細胞で出来ているってこと?」
「そうね」
「個は全体のために存在するってこと?」
「そうだよ」


「それで?」
「自分さえ良ければいいって思ったことある?」
「そんなこと思ったことないよ」
「思っていなくても、そうしていることはないの?」


「どんなことだろう?」
「買溜めとか預貯金とか蓄えることだよ」
「それは・・・・常識でしょう?」
「当然だと思うことが罪悪感をなくしているんだよ」
「そんなこと言ったって・・・・」


「飢餓や貧困で苦しんでいる人たちを知ってる?」
「世界的に見ればいっぱいいるよ」
「経済大国のアメリカや日本でもいるのは知ってる?」
「・・・・・」
「飢餓で苦しんでいる人の前で大食い大会ができる?」
「・・・・・」
「体で言えばすべての細胞が健康じゃないと困るんだよ」
「世界中の人が健康なら地球も健康でいられるんだね」


「周りの人を幸せにすれば幸せの中で生きていける」
「そんな話も聞いたね♪」
「人に迷惑をかけないことは大切だけど
まず、人が喜ぶことをしようという考え方がいいよ」
「まず、自分が幸せになることばかり考えていたよ(笑)」
「同時進行が大切だと思うよ」


「別々のことは同時にできないよ」
「常に同じ価値観で考えることが大切なんだよ」
「体と一つの細胞との関係という考え方だったね」
「お金のない社会は考え方がシンプルなんだね」