レベルアップは「〜が」から「〜も」へ

「人間のレベルアップが求められるって?」
「そうだよ、そのためには意識改革が必要だよ」
「意識改革は多くの人が言っているよね」
「考え方や生き方が変わることも大切だけどね」


「それ以外にもあるの?」
「レベルアップなんだよ」
「レベルアップって?」
「『〜が』から『〜も』へ(笑)」


「それじゃあ、わかんないよ(笑)」
「そうだよね、『私が』から『私も』だよ」
「どういうこと?」
「多くの人は何かを得ることに努力するだろ?」
「お金とかモノとか自由とかね(笑)」


「それが悪いことなの?」
「そうじゃないよ、レベルが違うってことよ」
「どう違うの?」
「自分のことと他人のことと区別しているだろ?」


「区別して何が悪いの?」
「悪いことじゃないけどレベルが違うんだよ」
「わかんないな〜」
「子供の心配りと親の心配りの違いがわかる?」
「・・・・」


「食事で例えると、子供は自分が食べることだけ
親は自分も子供も食べることに気を配るよね」
「わかった、自分だけでは良くないってこと?」
「そうだよ♪」


「私が成功するより私も成功するが良いんだね?」
「飢餓や貧困が多いことは知ってるだろ?」
「人よりお金や物を多く手に入れると言うことは?」
「子供と同じ考え方ってことなの?」


「自分さえ良ければいいって思っていなくてもね
自分のことしか考えていないのと同じことなんだよ」
「それで、募金活動なんかで改善しょうってこと?」


「募金活動を何年もやっても解決しないよ
お金が人の心を分離させてしまったんだよ」
「そう言えば飢餓も貧困も無くなっていないもんね」


「解決方法はお金がなくても助け合う社会なんだよ」
「そうなれば『〜が』から『〜も』へ変われるんだね」


「レベルアップって
すべてが良くなることを考えることなんだよ」