お金の要る社会は算数社会かな?

「損得勘定と尊徳感情は覚えてる?」
「お金の要る社会が損得勘定の社会で
お金のない社会が尊徳感情社会だって言ってた♪」


「収入がいくらあるのか、生活費がいくら要るか
小遣いはどのくらいもらえるのか、必要経費は?
収入と支出を考えたり利息はいくら払うのか?
足したり引いたり掛けたり割ったりするよね」


「だから算数が大切な社会だって言うことね(笑)」
「どうしても損得勘定で物事を考えてしまうんだよ」
「算数と数学の違いって何?」


・さんすう【算数】(ヤフー辞書より)
1 数をかぞえること。計算すること。
 また、その結果得られた数。
2 小学校の教科の一。初歩の数学。
 数量や図形について基礎的知識を
 教えることを目標とする。


・すうがく【数学】
1 数量および空間図形の性質について
 研究する学問。
 算術・代数学幾何学解析学微分学・
 積分学などの総称。


「お金のない社会なら算数は要らないの?」
「要らないことはないよ、数学が中心になるんだよ」
「なんだか難しいんだね(笑)」
「本当は簡単なことなんだけどね(笑)」


「生産やものの流れには計算が必要でしょ?」
「もちろん必要だよ。
すべての人に必要なものを届けるには
世界中の情報を加味しないといけないからね」


「感情も加味するって感じだね(笑)」
「全体のバランスが大切なんだよ」
「単純計算ではないんだね(笑)」


「お金のない社会になれば交流が盛んになるよ」
「助け合いにお金を送るんじゃないんだよね」
「そうだよ、人や物が行き来することが大切なんだ」
「それなら戦争なんか起きるはずはないものね」


「お金の要る社会はエゴの駆け引きみたいだね(笑)
だから算数の社会って言えるのかもしれない」
「お金のない社会はお金の流通ではなく
心の流通の社会だと言えるんだよ♪」