根本を変えないと解決しない

「同情するなら金をくれ」
このセリフを覚えていますか?
テレビドラマ「家なき子」の一シーンです。

お金がないと、病気で苦しんでる
お母さんを助けられない。
だからお金が必要なんだと。

そして
可哀相にというばかり言葉をかけるだけ
見ているだけで何もしない。
そんな人達を見ながら、
同情するなら金をくれ!と叫んでいました。

僕の父親は警官でした。
感謝状や表彰状は時々もらっていました。
そんな時
母親は「金一封がうれしい」って言っていました。
生活費が足らなくて困っていたんです。

僕が職に就かないで環境運動をしていた時。
行き先々で野菜をもらって帰った事があります。
そんな時女房が
「野菜よりお金のほうがいい」って。
野菜では家賃も電気代も払えないからって。

環境運動を活発的にやっていた頃
募金箱を知り合いのお店で置いてもらった。
しばらくして取りに行くと
「これじゃあ事務費にもならないよ」って。

お金を集めて
困っている人にあげたら解決しますか?
そんな疑問はあなたにもありませんか?

お金がなくても助け合って生きていける社会。
そこへ意識を向けてください。

お金がないと何もできない社会。
根本を変えれば多くの問題が解決します。