お金のない人は医療が受けられない

「無料」という言葉は好きですか?
僕は好きです。(笑)
お金がないと何も出来ない社会では当然かもしれませんね。

市から「国保の特定検診」の受診券が届きました。
出来るだけ受診するようにしていますが無料ではないです。

高齢者が増えると医療費が増大して国の負担が増えるんです。
こんなニュースがありました。



>患者の負担増 医療改革法成立
入院中の食事値上げ・大病院受診料増 医療保険制度可決
朝日新聞デジタル5月27日(水)配信

高齢化で厳しさを増す医療保険財政を安定させるための
医療保険制度改革関連法」が27日、参院本会議で
自民党公明党などの賛成多数で可決、成立した。
入院中の食事代値上げや大病院受診の定額負担導入など、
患者の負担増につながる見直しが盛り込まれている。
(中略)
今回の法律に含まれる改革ではないが、
75歳以上が加入する後期高齢者医療制度で、
所得の低い人を対象とした保険料軽減措置が17年度から
段階的に廃止される。
厚労省によると、加入者の半数の約865万人の保険料が
上がる見込みだ。
(以上)



病院へ行くのは無料だけど治療するにはお金は要ります。
お金がないと治療してもらうことが出来ないんです。

僕の知人の数年前の実体験です。
高齢者の女性です。

ご主人が寝たきりになってしまい介護施設に入りました。
彼女は入院費を稼ぐために
他人の介護の仕事をしていました。

彼女はこんなことを言っていました。
「本当は主人の介護をして一緒に居たかったけどね
お金を稼がなきゃいけないから主人との時間が少なかったの」
ご主人は亡くなられたそうです。



お金のない社会だったら?
大切な人との時間はもっともっとあったはずなのに。
お金がないと何も出来ない社会は不便な社会ですよ。