家族のような世界

世界が一つの家族のようになればどんな世界になるんでしょうね?
世界は人数が多すぎて一つの家族というイメージは湧かないようです。


登場人物は現在5人ですが、家族のような感じで会話が進んでいます。
あらためて現在の登場人物を紹介しておきます。


・希望稔(きぼうみのる)12歳の男子小学生(主役)
稔君は「国の借金は国民が払う」というニュースを見て借金をしていない自分も払わなければならない矛盾に憤慨し、インターネットに参加したことをきっかけにお金のない世界にあこがれている少年です。

・素子(もとこ)60歳の専業主婦(5話で登場)
わずかな年金で主人と実家の米作り農家を手伝う主婦です。農業は高齢者が支えていること、お金のために働くことはいけないと思っています。

・栄治(えいじ)23歳の男性会社員(6話で登場)
会社員になったばかりの営業マンです。いくら仕事をしても利益を上げなければ「給料泥棒」と言われる先輩の話を聞いて、お金のために働くことが嫌になっています。

・幸夫(ゆきお)40歳の男性契約社員(10話で登場)
金融業や運送業など多くの仕事を経験し、とくに産業廃棄物の運搬を経験してから循環型社会を作らなければいけないと思い「大規模リサイクルセンター」の建設とお金を使わない経済を真剣に考えています。

・美佐枝(みさえ)26歳の女性会社員(16話で登場)
飢餓や貧困を無くす活動をしていたが、「善意の井戸で悲劇」というニュースを見て「本当の支援活動とは何か?」を考えています。


他人同士でも会話が進むにつれて家族のような関係が生まれていくのかもしれませんね。