雑談会第二十二回(変革意識)

「ところで平和を望んでいる人はどのくらい?」
「変な疑問を持つんだね(笑)」
「だって、世界平和は実現できないじゃないの」
「いくら望んでも実現できないこともあるよ」
「人間社会を変えるのは人間でしょ?」


「個人的に今が良ければ何もしたくないよ」
「面倒臭いことは何もしたくないってこと?」
「じゃないの?」
「火事になったら家を飛び出すだろうけど
 火事になるかもしれないのなら何もしない」
「火事と一緒に考えないでよ」


「人間って本当に困らないと何もしないってよ」
「みんながみんなそうじゃないでしょ?」
「たしかに啓蒙する人も増えてはいるけどね」
「啓蒙だけじゃ何も変わらないんじゃないの?」


「以前紹介された本を思い出したよ」
「どんな本なの?」
「資本主義VS気候変動という話の本だけどね
 カナダのジャーナリスト、ナオミ・クライン
 という人が書いた本なの」
「中身は読んでいないけど紹介文は読んだよ」
「中央集権的な経済から地方分散型の再生可能
 エネルギーに基づく経済へと移行する以外に
 方法はないって書いてあったよ」


「早い話がいまの資本主義ではダメってこと?」
「地方分散型経済システムが良いみたいよ」
「それを一歩進んだ考え方が世界平和提案書に
 書いてある国際支援団の活躍じゃないの?」
「そうねチョット進み過ぎた提案だけど(笑)」
「いずれにせよ、いまの資本主義はダメだよ」
「そうね、あまりにも犠牲が多過ぎるよ」


「最近の政治家は何を考えているんだろう?」
「さあね」
「国民のために働いているはずなのに何か変」
「水道の民営化も辺野古の埋め立てもみんなが
 やめて欲しいと願っているのにね」
「やっぱり経済活動が原因なんだと思うよ」
「はやく世界平和を実現したいね」
「世界平和提案書を見てる人は多いみたいよ」



「世界平和提案書」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/5018/
「ユーチューブ用」
https://www.youtube.com/watch?v=B0F-eObp8UA