もう一押し

あの時もうチョット言っておけば良かったのに
あとから考えると「もう一押し」を悔やむことがあるね

「高校中退したい」と言う次男坊の訴えに
説得を重ねても本人の意思は硬かった
「絶対後悔するけどそれでもいいか?」
その時は仕事があったからさほど思わなかった
仕事が無くなり求職しても高卒の条件がひっかかる
アルバイトしか無い
「後悔してるだろ?」「うん」
今は本人の実力でもう正社員になったから安心だけど

最近身近な人がガンになった
養生してたのに何でだろう?
あ〜すれば良かった、こうすれば良かった
あとから考えることは多いね

相手のために言っておいた方がいいこと
どこまで言ったらいいものか?
「よけいなお世話よ」
この言葉が出るまで言った方がいいのか?

情報は人によって必要不必要があるみたい
自分の持ってる情報は財産だけど
使わなきゃもったいない
伝えることを躊躇してると
「そんないい情報をなぜ言わなかったの?」って
いろんな後悔があるね

いろんな後悔をしてくると
もう一押しを考えてしまうよ