本より証拠

ある時期人生に悩んだ時期があった
自分なりの答えに自信が無かったんです

とにかく本を読みあさった
何冊か読んでるうちに
ふと気がついた

内容がほとんど同じであったこと
そして頭でっかちになったこと
理論理屈には自信がついたこと

自信はついたはずなのに
不安が付きまとった
原因を考えてみた

人の意見ばかりを自分の知識にしたから
その知識は自分の意見ではないことに気付いた
所詮借り物の知識だからです

その時からほとんど本は読まなくなりました
自分で本が書けるくらい経験を積もうと思った

自分の経験から得た知識は自分の知識
自分の知識は自分の意見
生の声ほど説得力のあるものは無いと思うから
経験は自分の生涯の財産と言えると思う