素晴らしい言葉も心苦しいこともある

貧困で苦しんでいる人たちを見るとつらいよね。
テレビで情報を伝えてくれることは良いことだと思う。

その反面ね「世の中お金じゃないよ」って言ってる大富豪。
お金で苦労しないから言える言葉なんだよね。
お金が無くて食べるものさえ買えない人は何と思うんだろう?
「世の中お金が無いと生きていけないんだよ」

食べるものは無くても生きていけるという人たち。
飢餓で苦しんでいる人たちに言ってみたらどうなんだろう?
「食べなくても人間は生きていけるんだよ」って。

「そりゃあ、あんたらは食べ物が有り余るほどあって
いつでも食べたい時に食べたいだけ食べれるから言えるんだよ」

苦しんでいる人たちが自分の家族だったら?
何とかしなくっちゃね。
すぐにでも。

以前書いた日記を思い出しました。

  「飢餓の子どもたち」

飢餓を無くす運動があった
飢餓を体験してみよう
飢餓の現実を知ろうと・・・

朝から食事もしないでいろんな活動をし
ビデオで飢餓の現状を知り
ウィアーザワールドの曲が出来るまでの
いろんなエピソードのビデオも見た

夕方薄暗くなり
大勢の人数分の椅子が置いてある
各自椅子へ座るよう指示があった
その時一つのアナウンスが・・・
「椅子の下にはおむすびが置いてあります」
「おなかもすいたでしょうからしっかり食べてください」

きょう初めての食事だからみんなすぐ椅子の下に手をやりました。
また飢餓の子どもたちのビデオが流れています。
またアナウンスがありました。
「まわりの人をチョット見てください」
すすり泣く人がいます。
薄暗いからなかなかわからなかった。

なんと食べてる人食べていない人いろいろです。
その原因は次のアナウンスでわかりました。
「皿の上にはおむすびが無い人がいます」
「いっぱい盛ってあるお皿も、一つしかないお皿もあります」
「あなたは食べることが出来ましたか?」

その時号泣する人が・・・
食べることが出来ない人
他人を無視して食べてる自分が情けないと泣き出す人
誰も食べることが出来ません

「分かち合うことのすばらしさ・・・わかりますか?」
みんな同じだけの食べ物で分かち合いました。
本当の飢餓はわからないものです。
それでも毎日一万人以上の子どもたちが飢餓で亡くなってます。