そして世界は変わった(地域活性化2)

資本主義社会の次は貢献社会です。
お金の要る社会では社会貢献の報酬がお金です。
貢献社会は生活の保証が報酬です。

友達がやりがいと生きがいが両立する仕事を考えています。
「ところでマー坊さんの思う両立する仕事って何なの?」
「僕は第一次産業が両立する仕事の一つだと思うよ」
第一次産業って?」
「農業・牧畜業・水産業林業・狩猟業などのことよ」
「なぜそれが両立する仕事になると思うの?」
「人間が生きて行くために無くてはならない仕事だから。
例えば農業なんかは自然農法とかで環境を汚染しない方法で
食べて健康になれる野菜を作る。作る喜びと地球とすべての
生き物の健康に貢献していると言う喜び」
「そりゃあ農業が好きな人なら良いけど嫌いな人は?」

たしかにどんな社会でも好きな仕事、嫌いな仕事はあります。
お金の要る社会では職を転々と変わることは収入減です。
勤続年数が長いほど給料もアップしてきますね。
お金を必要としない社会では勤続年数は関係ありません。

「転職が多いほど良いという若者も増えてきたよね」
「野菜作りをやってみたければ農業をやってみればいい。
魚釣りが好きなら漁業をやってみればいい。途中で飽きたら
いろんな仕事を経験してみればいいんだよ」
「お金を必要としない社会になると金融業はどうなるの?」
「当然無くなるから体を動かす仕事が増えてくるね」
「じゃあ働く時間は少なくなって楽になるってこと?」
「人間が毎日食べる量ってだいたい計算できるよね。
今日食べる量、一週間食べる量、一ヶ月食べる量。それが
わかれば計画を立てて生産できるんだよ」

資本主義社会は必要以上の生産でコストを下げたりしますね。
経済的効率を考えるから自然を破壊したりゴミを増やしたり。
あまりにもムダが多すぎたんです。

地域の活性化は街でも自然の中でも楽しく働けること。
それが地球や人の健康に貢献すること。
自分のやってることで誰かが喜んでくれると嬉しいものです。
生まれてよかった、生きててよかった。
そんな街作りがよい国作りになると思いますね。
それが世界に広まると地球は健康になります。