生きていて良かったと思える生き方

冒険心旺盛の生き方は楽しい人生だと思うけどね。
自分の人生だからといって自分勝手な行動はできない。

自分の思い通りの人生は本当に楽しいのか?
そう自分に問うてみると「そうじゃない」と答える。

自分の夢を叶えるために努力することは楽しい。
でもね
その夢は自分個人の夢なんだよね。
だから
夢が叶うと楽しみは消え失せてしまう。

成長と共に夢は変化するよ。
叶った夢もあれば叶わない夢もある。
あきらめた夢もあれば夢ではなくなった夢もある。

自分の存在を疑問に思う人もいるよね。
「自分はなぜ生まれたんだろう?」って。
自分の生き方がわからない人もいる。
「わたしは何をすれば良いんだろう?」って。

大人は「夢を持ちなさい」って言うけどね。
子どもからすると夢を持つことに疑問を感じるよ。
「今の大人は夢を叶えたの?」って。
「今の社会は大人が作っているのに」って。
「夢を叶えるのにお金がないと不可能じゃないか」って。

子どもは大人の役に立ちたいと思ってる。
だから親のお手伝いをすることが楽しい。
そして誉めてもらえると頑張ることが楽しくなる。
生まれて良かったと思える。
生きていくことが楽しく感じられる。

大人も子どもも同じなんだよね。
「あなたがいてくれて助かったよ」
「あなたの存在にありがとう」
そう言われなくても
そう思ってもらえることが
逆に「ありがとう」って言いたくなるんだよね。

助け合いにお金は必要ないんです。
存在するだけでいいと思うんです。
互いに必要とする生き方だけでいいと思うんです。

「ありがとうございます」
たったそれだけの言葉だけで平和になるんです。
この言葉は「愛」の表現だからです。
「愛」は感謝の心を育んでくれるんですね。