寿命と延命

母親の年齢を過ぎ父親の年齢に近づいてきた。
母親は乳ガンで父親は肝臓ガンで亡くなった。


両親とも再発してからは治る可能性がなく
痛みを取るだけの治療でした。
でね
「治療って何だろう?」って考えたんですよ。


>ち‐りょう【治療】
病気やけがをなおすこと。病気や症状を治癒あるいは
軽快させるための医療行為。療治。「歯を―する」

痛みを取るだけって治療といえるの?
痛み止めを施しても痛みは取れないんですよ。
それで父親はいつも「死にたい」って言ってたけど
寝返りもうてないほど衰弱してね。
延命治療のことを考えたんです。


>えんめい‐ちりょう【延命治療】
快復の見込みがなく死期の迫った患者に、
人工呼吸器や心肺蘇生装置を着けたり、
点滴で栄養補給をしたりなどして生命を
維持するだけの治療。


治療の意味を考えると「延命治療は治療としての
効果は無いんじゃないか?」って疑問に思うんです。
それでね
寿命について考えたら「延命行為」は良いことなのか?
って疑問に思ったんです。


>えん‐めい【延命】
寿命を延ばすこと。えんみょう。「内閣が―を図る」
「―息災(そくさい)」


治る可能性が無くてもまだ寿命でないのなら
寿命を全うさせたほうがいいと思う。
でもね寿命を悟ったら延命はやめたほうがいいと思う。


自分のことになるとやはり悩むね〜。
どんな時も苦しむのは避けたいな〜。