お金の無い社会のメリット

「この寒い日に暖房もしないで風邪を引くぞ」
「だって〜、温暖化防止に貢献しているんだよ」
「防寒着を着てコタツに入っておれば寒くないか(笑)」


「冬は厚着をすれば何とかなるけど夏は困るよね」
「たしかにエアコンやクーラーは必要だな〜」
「お金が無い社会はどんなメリットがあるの?」
「いい質問だね〜(笑)


「お金の無い社会だったらやるべきことが何でも出来るよ」
「たとえば?」
「あらゆる自然エネルギーを活用した発電をすすめる。
フリーエネルギーなど未知のエネルギーを実用化させる。
ガソリンエンジンを電気自動車に変えて水や空気で走れる
自動車を開発し実用化させる」


「それらって少しずつ出来ているんじゃないの?」
「今までお金のかかることは出来なかったし、
利益の上がらないことは何も実用化出来なかったんだよ」
「そうか〜、これからは作りたいものは何でも出来るんだね」
「そういうこと」


「何でも出来るとなると資源が使いたい放題になると思うよ」
「生産物は当然資源は要るけどね、大規模リサイクルセンター
を作って完全循環型社会にして資源を無駄なく使えばいいんだよ」
「なるほど〜」
「それに本当に必要なものを必要な量だけ作ればいいしね」


「そっか〜、お金の要る社会は薄利多売って言うくらいだから
必要以上のものを作ったり要るものより売れるものを作る」
「そうなんだよ、それにリサイクルするとお金はかかるから
使い捨てになるからゴミが増えゴミの処理にお金もかかる」
「もったいないことをしているんだね〜」


「ほかにメリットはあるの?」
「本当はいっぱいあるんだけどね。もう一つ上げると
金融業が無くなるから労働力が余るんだよ」
「それで?」
「農業、林業、漁業、あらゆる生産業に配分するとね
一人当たりの労働時間が今の半分以下になるんだよ」
「8時間労働が4時間労働くらいなの?」
「そうなんだよ」


「それに自由に仕事が選べて転職も自由に出来る」
「これはいいや」
「いろんな仕事を経験すると楽しい人生になるよ」


人間って合う合わないってあるんです。
人間同士でも仕事でも。
その場に合わなければ自由に変えられることが出来れば。
心の病気にも対処できるんですよ。


ここでの会話も僕と僕でした。(笑)