父と子の会話より「使わないのがもったいない」

「資源は使わないほうがいいの?」
「フリーエネルギーの発電機の良さは
まったく資源を使わないことだけどね、
資源って使うことためにあるんだよ」


「資源って使うためにあるの?」
「そうだよ」
「何で使うためにあるの?」
「使うと言うことは必要だと言うこと。
必要なものは使われるためにあると言うこと」


「ちょっとわかりにくいよ」
「どんなものでも必要だから存在するんだよ」
「僕でも?」
「そうだよ」
「必要じゃないものは存在するはずがないんだよ」
「なんとなくわかる気がする(笑)」


「お前のおもちゃなんか使ってないのがあるだろ?」
「使っていないのが多いな〜」
「それだって、もったいないとは思わないか?」
「使わないのなら誰かにあげればいいじゃないか」
「だって〜、人にあげるのがもったいない(笑)」


「山の木だって使わないのがもったいないよ」
「今ごろのおうちは木が少ないんだよね」
「そうなんだよ、オマケに外国の木が多すぎる」
「何で?」
「外国のほうが安く買えるからなんだよ」


「日本の山はいっぱい荒れているって言ってたよ」
「お金がかかるから手入れをしないんだよ」
「昔は木と紙で家が出来たんでしょ?」
「そうだよ、だから山の木は大切なんだよ」
「山の木を使わないのも荒れた理由なんだろうね」


「そういえば焚き火をしなくなったね」
「焚き火は野焼きになるからしてはいけないんだよ」
「昔のような焚き火は出来ないの?」
「農林漁業で必要な焼却とか少ない焼却はいいよ」
「お風呂やご飯を炊くのも木を燃やしていたのにね」