大きな勘違い「競争社会は良くない」

「競争社会はなかなか止まらないね〜」
「競争は進化の象徴とも言えると思うよ」
「競争は良い面より害のほうが多すぎるよ」
「どんな害があるんだろう?」


「じゃあ、競争の良い所を言ってみろ」
「頑張った人や会社は良い評価されること。
人や会社は社会のために進化する。
人は自己成長すると思うよ」


「競争はお金と同じで無いほうがいい(笑)」
「何で〜?」
「じゃあ聞くが、今の社会は素晴らしいか?」
「良くないね〜」
「人は自己成長して会社は進化して、この様か?」
「何でこうなったんだろう?」


「競争社会は皆が良くなることは出来ないんだよ。
勝者敗者を認め、個人を優先する。わかるか?」
「それは資本主義社会だから当たり前だよ」
「その資本主義社会がこの様なんだよ」


「じゃあ競争は悪いことなの?」
「競争が悪いんじゃなく競争社会が悪いんだよ」
「どういうこと?」
「人と競争するんじゃなく自分自身と競争する」
「?」
「今の自分が良くなるために自分自身と競争する。
これが本当の自己成長なんだよ」
「なるほど」


「適材適所って聞いたことがあるだろ?」
「うん」
「それぞれが自分の良さを引き出し
社会の役に立つ存在になる、それが共生社会だよ」
「共生社会?」
「すべての人が勝者となる社会なんだ。
だから、競争社会は共生社会になれないんだよ」