「政治家は何を考えているんだ?」
「どうした?」
「財源が欲しくて税金を上げるってよ」
「江戸時代なら年貢を上げるってか?(笑)」
「税金を上げると生活が苦しくなるよ」
「収入が上げれば問題はないけどね」
「政治ってお金のやりくりをするのかね〜?」
「まるで主婦みたいなもんだ(笑)」
「年度末になると来年度予算が決められるよ」
「そう言えば毎年予算額が上がっているってよ」
「収入が増えないのに支出ばかりが増える。
これが続くとどうなるかわかるか?」
「債権という借金が増えるってことだろ?」
「そうなんだよね〜」
「それをくい止める方法はないのか?」
「支出を減らすか、税金を増やすか、他には・・」
「他に何かいい方法はあるのか?」
「いい方法じゃないけどな。
バカな政治家が考えることはカジノだよ」
「カジノって・・・あの賭博の?
あれは即収入になるから助かるだろう?」
「バカ言ってんじゃないよ。
そんなにお金が欲しかったら
お金を作ればいいじゃないか。
カジノは人間をダメにするだけだよ」
「お金を作るとお金の価値は下がるだろ?」
「お金の価値と人間の価値とどっちが大切なんだ」
「それは・・・・」
「まともな人間が考えればすぐわかることだろ?」
「だね」
「それなら、他に良い方法はないの?」
「あるよ」
「それは?」
「ヒントをあげよう」
「ヒント?」
「お金と人間、大切なほうを選ぶとしたら?」
「どうしても、どちらか一つを選ぶの?」
「そうだ、大切ではないほうを捨てることだよ」