青年の声「政治」

子供はいずれ青年になり
老人は青年だった時期があります。


青年の頃どんな夢を持つのでしょう?
子供の頃の夢とは違うことが多いです。
現実の厳しさが少しずつわかってくるから。


18歳から選挙権があるからといって
自分の夢が叶う可能性が増えたわけじゃない。


若者たちは何を考え何を夢見ているんだろう?


「君は投票に行ったの?」
「僕は行かなかったよ」
「どうして行かなかったの?」
「だって、誰に投票していいのか・・」


「僕は行ったよ」
「投票用紙になんて書いたの?」
「僕の未来を良くしてくれそうな人(笑)」
「未来を良くしてくれる人?」


「そうだよ、政見放送を聞いてね」
政見放送を聞いて選んだの? ふ〜ん」
「親に聞くより自分で判断したんだよ」
「選んだ人が当選して未来が良くなるの?」


「政治は政治家に任せるしかないじゃないか」
「今の政治家も過去の政治家も立候補する時
 政見放送でなんと言っていたんだろう?」
「それは、未来を良くしますと言うだろう」
「過去から見れば今は未来だよ」


「未来である今が良くなっていないのなら
 過去の政見放送はうそを言ってたこと?」
「うそじゃないと思うよ」
「だって今の大人たちは生活に苦しんでるよ」
「徐々に良くなるんじゃないの?」


「すぐに良くなることは出来ないのかな?」
「種をまいてもすぐに花が咲かないのと同じ
 そう思えば納得するかもよ(笑)」
「そんな〜♪ 決断して行動するだけだよ」
「自然現象と人間の行動は違うよね(笑)」


「人間の行動にはお金は必要だからね」
「お金がないと何も出来ないのがつらいね」
「だから財源を得るために税金が要るんだよ」
「財源を増やすために増税が・・・・」
「そうだね、税金を払うために国民が苦しむ」


「国民のために財源が必要で
 財源が多いほど国民が喜ぶけど
 財源を増やすために税金を増やしていく
 税金が増えるほど国民が苦しむ
 なんてばかげた政治なんだろう?」


「誰に投票しても変わらないはずだよ」