未来を思い出してみませんか?(5)

お金のない社会は「質」が良くなります。
質が良くなればグレードも上がります。


「お金の要る社会では
『安かろう悪かろう』が当たり前だったよね」
「何ごとにもお金は要るからね」
「ニセモノだって大量に出回るしね」
「お金を儲けるために作るんだからね」


「お金のない社会では良いものしか作らないよ
ニセモノも作る必要はないからね」
「電気製品も自動車も良いものを作るの?」
「消費者が作って欲しいものを作るんだよ」
「専門の製作者が『こんなものを作ります』
ってコマーシャルするの」
「CMってあるんだ〜♪」


「テレビCMは見るのが楽しくなると思うよ」
「今度はどんな物が作られるんだろう?ってね」


「今の社会で言うと最新技術で高性能なやつね」
「すぐ壊れるものを作ったらもったいないよね」
「今の社会だったらお金をたくさん払わないと
高性能の製品は買うことができないけど
お金のない社会なら誰もが高性能の製品が持てる」


「製品がグレードアップするのはわかるけど
人間のグレードアップはどうなる?」
「人間はグレードアップせざるを得ないと思うよ」
「どういうこと?」
「お金の要る社会での人の評価はどうする?」
「地位とか職業とか学歴とか収入とか」


「お金のない社会では人間性を見るんだよ」
人間性って?」


・にんげんせい【人間性】(ヤフー辞書より)
人間特有の本性。
人間として生まれつきそなえている性質。


「僕が思うのは『社会の役に立つために
個性を活かせる人』じゃないかな」
「地位や名誉や収入とは関係ないことだね?」
「自分を活かす人って輝いて見えるんだよ」
「輝いている人って魅力のある人なんだね(笑)」


「お金の切れ目が縁の切れ目って言ってたけど
魅力がなくなると縁の切れ目って言うようになる(笑)」
「失恋しないように輝いていないとね(笑)」


「結婚システムも変わるだろうね」
「夫婦の絆は戸籍にあらずってことかな(笑)」
「夫の暴力で悩むこともなくなるよ」
「別れてもお金で困ることなんかないもんね」
「人の嫌がることをする人はいつの世も嫌われる」


「心のあり方も大切だけど
生き方考え方も自分の魅力に大きく関わるんだね」
「お金のない社会は
自己成長を促す社会と言えるかもしれない♪」