波乱万丈はしあわせ

子供の頃僕の周りは貧乏だけどしあわせだった
両親はよくケンカしたけど仲良しだった
しあわせとは何か考えもしなかったですね

家族みんながそろっていることが楽しかった
楽しいことがしあわせなのかもしれない

だんだん大きくなると欲しいものが増えるんですよ
欲しいものを手に入れるためにお金を稼ぐ
働いてお金が手に入れば良いけど
働けない子供の時は親におねだりするしかない

高校一年生の時貸しボートでアルバイトをしました
メガネが欲しかったんです
それは親に買ってもらったメガネを壊してしまい
親に相談できずに自分のお金で買いたかった

アルバイトをすると買いたいものが増えるんですよ
自分の自由になるお金が手に入るんもんだから
好きなアルバイトだったから余計嬉しかったですね

台風接近で貸しボートを沖に持って行く時
7隻くらいひもで連ねて一人で漕いで持っていくんです
とても辛い仕事だったけど楽しいんです
頑張ることが楽しい 辛いことが楽しい
これは何故なんでしょう?

自分が映画の主人公になった気分でもあります
今の辛い試練を達成できるかどうかの試験かもしれない
いろんなことが頭の中をよぎることがいっぱいありました

辛いことも頑張ることも苦労と言えば苦労だけど
そういうことが体験できることもしあわせじゃないかな〜?

まったく苦労無しで生活出来るのをしあわせだと思ったけど
退屈な生活はしあわせとは言わないんじゃないかな〜?

波乱万丈の人生はしあわせいっぱいの人生かもしれないね

(2005年04月14日の日記より)