お金のない社会は全体主義?個人主義?

「今までお金のない社会を話し合った時
いろんな批判があったよ」
「どんな批判なの?」


共産主義だの全体主義だのってね」
「なぜそんな疑問が湧いてくるんだろうね?」
「全体のために働くことは個人の自由がなくなるって」
「どうして、そういう発想になるんだろう?(笑)」


「全体のために生きることが大切だって言ってるから」
「全体は自分も含まれているのにね(笑)」


・ぜんたいしゅぎ【全体主義】(ヤフー辞書より)
1 個に対して全体を優先させる主義。
2 個人の権利や利益、社会集団の自律性や自由な
活動を認めず、すべてのものを国家の統制下に
置こうとする主義。
独裁や専制政治などと同義に用いられる。
個人主義自由主義


・こじんしゅぎ【個人主義】(ヤフー辞書より)
1国家・社会の権威に対して個人の意義と価値を重視し、
その権利と自由を尊重することを主張する立場や理論。
全体主義
2 「利己主義」に同じ。


「いつも言ってるけど細胞と体の関係と同じなんだけどね」
「細胞は体のために存在しているってことだよね?」
「そうだよ細胞も体も優先順位はないんだよ」


「こんな想像をしたことがあるんだけどね」
「どんな想像?」
「体の中の細胞たちがお金を発明して経済活動をしたら」
「おもしろそう(笑)」


「君の体の細胞がお金のやりとりを始めたらどうする?」
「怖い話だよね(笑)」
「地球さんが人間社会を見たらどう思う?」
「『やめてよ〜』って言うんじゃないの?」
「『地球の上でそんなことやらないでよ』ってね(笑)」


全体主義は個人を犠牲にしてはならいし
個人主義は全体を大切にしなければならないと思うんだよ」
「そうだよね。だったら何主義がいいんだろう?」
「あえて言うなら『貢献主義』と言えばいいと思うよ」


「貢献と言えばボランティアを思い出すよ」
「ボランティアと言えば?」
「無報酬」
「そうだよ。お金のない社会だよ(笑)」


「細胞と体の関係と同じなんだね♪」
「それが自然というもんだよね(笑)」
「自然界にもお金は存在しない」
「それが自然と共存する最善の方法だね」