「どうでもいい」と放棄する心

何とかしようと努力する心。
どうでもいいと放棄する心。
心の中に相反する心がありませんか?
この二つの心は必要じゃないかって思うんですよ。


なぜ必要か?
表と裏、男と女、ブラスとマイナス・・・
そう言う意味とは違った視点なんですけどね。


「自分を見る」という自己啓発セミナーでのことです。
自分を知るために自分を見ようとする。
人を見ることで自分がどういう人間かもわかります。
比較することで自分を知ることもありますよね。
自分の知らない自分を探す努力もするんです。


でもね
探す努力を放棄してしまう極限がやってくるんです。
「もういい」って。


思考を放棄する時点から何かが変化するんです。
すべての存在がいとおしくなるんですよ。
「すべての存在が自分の如く」ですね。


かなり以前の話・・・
ある人が「すべてを神にゆだねる」って言ってました。
僕はその言葉が嫌いでした。
努力しないですべてを神にゆだねるなんて。


「どうでもいい」と思考をやめた時思ったんです。
「自分をすべてにゆだねる」って
「神にゆだねる」と同じだって。


でもね思うんです。
どんな問題も自ら努力を怠ってはいけない。
何とかしようと努力することは必要だと思う。


やるだけのことをやったら?
あとは「どうでもいい」って言うことなんですね。
期待することが必要のないことなのかもしれないね。


努力・根性・忍耐・・・僕の大好きな言葉です。
でも・・・あまりやりたくない。(笑)


(2007年02月07日の日記より)