昔は当たり前のように言っていた言葉。
頑張るときの合言葉「努力・根性・忍耐」(笑)。
近ごろは敬遠される言葉のようです。
「どうして嫌われるんだろうね?」
「いじめとか体罰とかいろいろ関係があるんじゃないか?」
「他人から言われる『努力・根性・忍耐』はつらいけどね」
「自分が決めた『努力・根性・忍耐』ならつらくはないよ」
「どんなこと?」
「親の反対を押し切って自分の生き方を全うするとき♪」
「率先して頑張りたいと思うよね」
「でも挫折したときは再起できない心境にはなるよ」
「それはお金がないと生きて行けない社会だからと思う
そんな時
『自分勝手な生き方をやめて金を稼げ』って言われそう」
「お金のない社会なら?」
「挫折は大歓迎だよ(笑)」
「いくらでも再起できるんだからね♪」
「じゃあ頑張ることも楽しいじゃないか♪」
「悩むことも成長のためだと実感できるからね♪」
「ところで
日本人が『努力・根性・忍耐』が好きなのは何故なんだろう?」
「それは六波羅蜜が心の中にあるからじゃないの?」
・ろくはらみつ【六波羅蜜】(デジタル大辞泉の解説)
《「ろっぱらみつ」とも》大乗仏教における六種の修行。
菩薩(ぼさつ)が涅槃(ねはん)に至るための六つの徳目。
布施(ふせ)・持戒・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・
禅定(ぜんじょう)・智慧。六度。
「お金のない世界なら六波羅蜜も楽しく実践できそうよ」