本音君と建前君が価格の不思議を語り合ってみました。
2009年1月の日記です。
「本音君と建前君:適正価格の話し」
本音君:適正価格って誰が決めるの?
建前君:僕も疑問に思ったことはあるよ。
ちなみに・・・
てきせいかかく【適正価格】とは
原価・利潤などを考慮に入れて、適当と思われる価格。
本音君:以前聞いた話なんだけどね。
真実はどうかわからんけど笑い話みたいな話しだよ。
有名な陶器の壷を展示していて売れなかった時に
値札に丸を一つ付け足したんだって。
そしたらすぐ売れたんだって。
建前君:それって詐欺じゃないの?
本音君:商品の価格って誰が決めるの?
売る人が勝手に決めるのなら詐欺じゃないよ。
建前君:そこで適正価格ってあるんだろうね。
本音君:適正価格もいいかげんなもんじゃないの?
本音君:魚も木も野菜も水も鉄や銅の資源も
もともとタダじゃないか。
それに値段を付けるのは付加価値があるから?
建前君:確かに労働に対してお金は必要だろう。
本音君:だとしたら物の値段は労働費と言うこと?
建前君:そう言われてみればそれだけだよね。
本音君:もしみんながボランティアで労働したとしたら?
お金は必要無くなるんじゃないの?
建前君:物に適正価格がなく人件費も要らない。
それで社会は成り立つのかな〜?
本音君:そもそもお金がないと成り立たない社会なんて
おかしいことじゃないか。