小説を読んでみて思うこと(19)

小説「12歳の少年が世界を変える!?」
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を読んでみて思うことを書いてみます。



19話の中に世界一家の話題が出ています。
当然お金のやり取りはしないけど
奪い合いはしないという話です。


『互いの文化を尊重し』という表現は
互いの思想やものを侵害しないということ。
そして
繰り返し所有という権利の話がありました。
お金のない社会の話をすると
必ず所有権の話が持ち上がります。


所有権はなぜ必要なのか?
自分を守るためには所有権が必要なんです。
所有欲は自分自身を守るためなんですね。


でもね
それを真剣に考えたら
使用権だけあれば所有権は不要だと
いうことがわかってきますよ。
将来まで衣食住が保証されているのなら
物に執着しなくなるんです。


使っている人が使い続けている間は誰も
使っている人の物を侵害してはならない。
ただし
使っている人は管理義務が生じる。


今の社会では所有権があるから
ゴミ屋敷や空き家が放置されている。
放置自動車や放置舟も勝手に処分できない。
耕作放棄地を自由に耕作するができない。
山林も荒れ果てて木材も自由に使えない。


使用者がいないのなら自由に使いたい。
環境のためにも所有権は障害になります。


世界が一つの家族なら
地球が一つの家だと思ったほうが良いです。



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