会社はいつまでもあるとは限らない(初めての職場)

高校卒業して初めて入った会社は生命保険会社。
18歳になったばかりの社会人でしたね。
もう43年前の話です。


小さな営業所だったから男3人女2人の正社員。
僕は外務員の給料計算や書類をチェックする仕事。


事務所はエアコンの無い時代だから冬は石油ストーブです。
車を持つ人はまだ少ない時代だから移動は自転車。
遠くへ行くときは電車やバスです。


月末の締切日は書類に不備があると大変ですよ。
会社のルールって勝手なもんでね。
一日か二日は待ってくれるんです。(笑)


日祭日はもちろん休みだけど。
土曜日は半ドンでした。
昼から休みって言うことです。


夏の土曜日はうれしかったですよ。
仕事仲間で昼遊んで夕方からビアガーデンです。


ある日の土曜日みんなで会社を出るとき
僕が会社のビルを振り返って見た。
なぜかなつかしさを感じた。


まだここで働いているのに
何年も前に辞めて久しぶりに来た時のような気持ち。
その半年後にその会社を辞めました。
勤続年数は3年半でした。


その会社の名前はとっくに無くなっています。(笑)