会話が未来を創る「心の不安」

地球規模の環境問題や領土問題

財政や金融問題は気にはなるけど

個人レベルの問題のほうが気にかかるものです。



老後のためにお金を貯める人は多いです。

それはいつまでも安心して生きていくためです。



「お金の要る社会ではお金を稼げると
一人前と言われたものだけど
お金のない社会の一人前ってどうなんだろう?」

「一人前という表現もどうかと思うけど(笑)
自分を活かすことができる人が一人前じゃないかな?」

「社会や誰かの役に立つってことかもしれないね」



「お金の要る社会では味方を作りたがるよね」

「『男は敷居を跨げば七人の敵あり』という
ことわざがあるくらいだからね(笑)」

「競争社会で生き残るためには仕方が無いよ」

「お金の要る社会でもお金のない社会でも
味方を作る努力より敵を作らない努力がいいと思うよ」

「そうは言ってもね〜」

「お金のない社会はすべてが無料の社会だから
何かを得るために努力する必要がないんだよ。
だから敵は存在しないんだ」



「すべてが無料だったら物不足が起きないか?」

「働きたくない人も増えるだろうしね」

「無法社会になるという意見もあったよ(笑)」

「不思議なもんでね、すべて問題ないことよ(笑)」



「人って欲しいものが手に入ればそれ以上求めないし
遊んでばかりの人生も楽しくないものよ」

「大震災のあとの生き方を見るとよくわかるわね」


「お金のない社会になったら
今の仕事が無くなるという恐れもあるよね」

「本当に必要な仕事しか残らないんじゃないの?」

「本当に必要な仕事って?」

「本当に要らない仕事以外(笑)」



「労働者が余るだろうから一人当たりの労働時間は?」

「今の半分以下になると思うよ」

「一人当たり一日4時間くらい?」

「そんなもんじゃないかな?」



「生産物も環境や健康に良いものしか作らないよね」

「電化製品も最上級のものしか作らないとかね」

「エネルギー問題も解決するの?」

「フリーエネルギーの発電機が普及するよ」



「病院の治療も介護も無料だから安心だし
衣食住が無料だから生活に不安は無いわね」

「そうそう、出産も子育ても安心できそうよ」

「とりあえず身近な問題は解決しそうね」

「次に気になるのは所有欲の問題かな?」