雑談会第三回(問題意識)

雑談は時々続いています(笑)



「今のままじゃいけないって思う人はいるの?」
「良くないことに問題意識を持つってことよね」
「けっこういるんじゃないの?」
「今のままって何?」
「人によって違うんじゃないの?」



「このあいだ人生相談やってたよ。テレビで」
「どんな?」
「妻子ある人を好きになって付き合ってるって」
「で、今のままじゃいけないってこと?(笑)」
「ここで言う話?(笑)」
「人によって違うって言うから(笑)」



「問題を解決するために何をすれば良いか?」
「と言う話ね」
「問題を問題にならない状況にするのはどう?」
「さっきの話で言うと彼と別れるってこと?」
「そうね」
「簡単な解決方法ね(笑)」
「それと同じように世界を見たらどうだろう?」
「簡単にいくかな〜(笑)」
「難しいと思えばムリだと思うようになるよ」
「だよね」



「できれば身近な話から始めましょうよ」
「身近な話って?」
少子高齢化なんてどう?」
「高齢者が増えて人口が減っていくってこと?」
「これの何処が問題になるんだろう?」
「働く人は減って介護が必要な高齢者が増える」
「これの何処が問題なんだろう?」
「まだ言う(笑)」



「昔を考えたんだよ」
「いつごろの話?」
「介護という言葉がない頃」
「昔でも介護施設や老人ホームも無かった頃ね」
「昔は大家族だから子供も一緒に働いていたよ」
「今は核家族になったからね」
核家族って?」
「親家族と別れて子供が家庭を持つことよね」
「一緒に暮らせば便利なのにね」
「嫁姑のトラブルが無いから平和じゃないの?」



核家族から大家族に戻すと良いんじゃない?」
「それは一つの案だよね」
「名案じゃないの?」
介護施設は減るよね」
「年寄りも自宅で暮らせるほうが楽しいよ」
「介護も子供や孫が見てくれたら安心だしね」



「人口が減ると労働者が減るという問題は?」
「労働者が減って困るってどういうこと?」
「お金を稼ぐ人が減れば国に入る税金が減るよ」
「国の政治はお金という財源が必要だからね」
「道路も橋もトンネルも社会福祉も金は要るし」
「お金がないと何も出来ない社会はダメだよね」



「お金を稼ぐ必要のない社会だったら?」
「労働者はいくらでもいるよ」
「いくらでもいないでしょ?」
「農家の労働者は平均年齢は知ってるかい?」
「さあ?」
「66歳だよ」
「70代80代の年寄りもいるってことよね」
「農業は高齢者で成り立っているってこと?」
「そうよね」
「ご苦労さまです♪」