新しい所信表明の解説(2)

安倍総理の所信表明を新しい総理が作ったら?
ということで
今回は三番目の地方創生の内容の解説です。


三 
「地方創生」はそのまま「地方創生」です。


(成長戦略)を(地方活力戦略)に変更

経済的に成長することを強調していますが、
それを
地方の特徴を活かし若者から年寄りまで楽しく
働ける環境を作ることを指示します。


(農産物輸出)を(安全農産物生産)に変更

地方が誇る農林水産物の輸出を増やすことより、
世界が求める農産物は海外に送りますが、
日本国内で消費することを目的で生産します。
それは
食糧自給率を100%にする必要があるからです。
海外には技術提供などで食糧生産の協力をします。


(災害に強い故郷(ふるさと)づくり)
 というタイトルに変更はありません。

「三年間集中の防災・減災、国土強靱(じん)化
の緊急対策を着実に実行することで、災害に強い
故郷(ふるさと)づくり」とありますが、地震
津波に耐えられる対策を実行するとともに、移住
が自由に出来るシステムを作り犠牲者を一人でも
出さない地域作りを行います。


(中小・小規模事業者)を世界参加型にし、
(世界参加型中小・小規模事業者)とします。

いままで外国人観光客に頼った経営でした。
下請け格差も大きな問題でもありました。
それをすべて解消するために
あらゆる事業者が国内はもちろん世界へ向けて
自社の技術や経験を活かせる環境を創ります。


(経済最優先)を(経済から世界平和最優先)に

国内の経済を優先するために生活困窮者が増えて
将来を危惧する若者が増えています。
しかも
米中の関税問題や経済制裁などで一触即発です。
これ以上諸外国との輸出入での駆け引きで混乱す
ることのないように世界平和実現に舵を取ります。
そうすれば
国民が必要とする資源や食糧は調達出来ます。